Alan Pettersson/ Karl-Birger Blomdahl
アラン・ペッテション/交響曲第10番(1972)
カール=ビリエル・ブロムダール/交響曲第2番(1947)*
アンタル・ドラティ指揮 スウェーデン放送交響楽団
*ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
アラン・ぺッテション(1911-1980)はスウェーデン、ストックホルム生まれ。
ストックホルム王立音楽院にてヴァイオリンとヴィオラを学び、1939-51年の間ストックホルム・フィルにヴィオラ奏者として在籍。
作曲家としては遅咲きで1949年に「弦楽四重奏とヴァイオリンのための協奏曲」でデビュー。その後ジェニー・リンド奨学金を得てパリに渡り、オネゲルやルネ・レイボヴィッツらに師事しました。
17曲もの交響曲を作曲、ショスタコーヴィッチ以降の注目すべき交響曲作家との声もあります。
交響曲第10番はこの録音と同じドラティ&スウェーデン放送響により1974年1月14日に初演されました。
カール=ビリエル・ブロムダール(1916-68)はスウェーデンのヴェクショー生まれ。生化学を学びましたが、作曲家として、特にスウェーデン・モダニズムの旗手として活躍しました。ヒルディング・ルーセンベリらに師事、交響曲は3曲あります。
こちらはスウェーデンのレーベル BIS の社主&エンジニアのロベルト・フォン・バールが録音エンジニアを務めています。