from ROUMANIA
ベートーヴェン/交響曲第6番 ヘ長調 OP.68
「田園」
ジョルジュ・ジョルジェスク指揮 ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー交響楽団
George Georgescu
ジョルジュ・ジョルジェスク(1887-1964)はルーマニアの先駆的指揮者。
ブカレスト音楽院で作曲を学んだ後、ベルリンでチェロを習得、チェリストとして演奏活動をはじめましたが、1816年に腕の怪我がもとでチェロの演奏を断念。
しかし、R=シュトラウスとアルトゥール・ニキシュの勧めがあり指揮者になるべくニキシュに師事、ベルリン・フィルを指揮してデビューを果たしました。
戦前・戦後を通じて長年故国のブカレスト・ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニーの首席指揮者を務めました。
同郷のチェリビダッケと同じく、録音については否定的で、晩年にステレオで録られたベートーヴェン交響曲全集が最大の遺産となりました。