アンドリュー・インブリー/ヴァイオリン協奏曲(1954)
セシル・エッフィンガー/小交響曲第1番 OP.31(1945)
キャロル・グレン(Vn)
ゾルタン・ロズニャイ指揮 コロンビア交響楽団
(L) Andrew Imbrie (R) Cecil Effinger
アンドリュー・インブリー(1921-2007)はニューヨーク生まれのアメリカの作曲家。
パリでナディア・ブーランジェに作曲を学んだのち、帰国後はプリンストン大学でロジャー・セッションズに就いて学びました。
カリフォルニア大学バークレー校をはじめとして米国の多くの大学で教鞭を執りました。
器楽曲からオペラまで、あらゆる編成の作品を多く残しています。
セシル・エッフィンガー(1914-1990)はコロラド・スプリングス生まれ。
コロラド・カレッジで数学を学び、1935年に学士号を取得。
その間、1934年から36年にかけてフレデリック・ブースロイドに和声と対位法を学び、1939年にはパリに渡ってナディア・ブーランジェに作曲を師事。
コロラド・スプリングス(1934-41)とデンバー(1937-41)のオーケストラで第1オーボエ奏者を務め、第二次世界大戦を挟んでコロラド・カレッジで教鞭を執りました。
その後、コロラド大学の作曲家教授となり、1981年まで作曲科長を務めました。
また、彼は発明家としても知られ、1945年、パリで音楽用タイプライターのアイデアを思い付き、1954年3月には「ミュージックライター」として特許を取得。1955年にデンバーで最初の量産モデルを発表して、シンプルで頑丈な構造で30年以上にわたって世界中で商業的成功を収めました。
2-eye レーベル初期盤。
音質優秀。