シューベルト/歌曲集「美しき水車屋の娘」D.795
オラフ・べーア(Br)
ジェフリー・パーソンズ(Pf)
オラフ・べーア(1957-)は東独ドレスデン生まれ。
幼少の頃から才能を発揮、1967年にドレスデン聖十字架合唱団に参加。
1978年にはドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学に入学、クリスティアン・エルスナーに就いて声楽を学びます。
チェコと東独のコンクールで優勝、ロンドンではワルター・グルーナー国際歌曲コンクールで優勝したのを機にウィグモア・ホールでのリサイタルで伴奏をしたジェフリー・パーソンズとの協力関係が長年続きました。このアルバムでも彼が伴奏を担当しています。
日本を含む世界各国への楽旅、グラインドボーン音楽祭,ザルツブルク音楽祭,ウィーン芸術週間、そして2002年にはバイロイト音楽祭にデビューしています。
また、2004年からはドレスデン音楽大学で教鞭を執っています。
このアルバムのWarner Classics の紹介文を引用します:
『純真でひたむきなシューベルト歌唱です。歴代の名歌手たちのような達者で時に饒舌とも思えるような歌唱とは一味違う、誠実で献身的な心を歌うベーアには、一途な男の魅力が充ち満ちています。一旦このひたむきさに触れたら他の歌手は受け入れることが出来ないと思ってしまうほどの魅力が、彼の歌唱には宿っています。』
レアな一枚。