エラクリウス・ジャバダリ(1891-1937)
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グルジア狂詩曲(ピアノと管弦楽のための)OP.2
ヘビの歌(管弦楽のための)ヘ短調 OP.19
トビリシアーナ(管弦楽のための)変ロ短調 OP.26
ピアノ協奏曲 イ長調 OP.10
Henri Goraieb(Pf)
ルイ・ド・フロマン指揮 ルクセンブルク放送交響楽団
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Heraclius Djabadary
エラクリウス・ジャバダリ(1891-1937)はグルジアはトビリシ出身の作曲家,ピアニスト。
1909年にウィーンに渡り、リヒャルト・ホイベルガーに作曲を、ユリウス・ヴォルフゾーンにピアノを師事。
1913年、オスカー・ネドバル指揮トンキュンストラー管弦楽団のコンサート・ピアニストとしてウィーンでデビューし、自作の「グルジア狂詩曲」を演奏、好評を博しました。
1913年末にはグルジアに戻りましたが、帝政ロシア軍への徴兵を拒否したため1915年に再び祖国を去ることとなります。
その後、フランス,オーストリア,スイスを経て、1923年にパリに定住、多くのコンサートを開きましたが、1930年以降はコンサート活動から離れました。
作風は、西欧伝統の作曲技法とグルジアやコーカサス地方の民謡などが融合したものとなっています。
このアルバムは、ジャバダリ再評価のきっかけとなった録音です。
レア。