ヴィラ=ロボス/バレエ音楽「ウイラプルー(魔法の鳥)」
ブラジル風バッハ第1番〜第2曲「モディーニャ」
プロコフィエフ/バレエ組曲「シンデレラ」
レオポルド・ストコフスキー指揮 ニューヨーク・スタジアム交響楽団(ニューヨーク・フィルハーモニック)
ストコフスキーは当時の現代音楽に対しても積極的に取り組んでいました。EVERESTレーベルにはそうした記録がいくつも遺されています。
ウイラプルーはいわばヴィラ=ロボスの「火の鳥」、数々の民族打楽器が効果的に取り入れられた極彩色の音楽です。この曲のレコードで聴ける唯一の音源でしょう。
「モディーニャ」は、あの12人のチェリストで有名になったブラジル風バッハ第1番からの2曲目で、誰でも一度は耳にしたことのあるメロディー。
ニューヨーク・スタジアム響とはご存知ニューヨーク・フィルのことで、米国のレーベルでよくある契約上の変名です。この頃のニューヨーク・フィルといえば、耳の怪物と言われたミトロプーロスから売れっ子ルーキー、バーンスタインにと受け継がれる、実力も最高潮の時期にあたります。