ベートーヴェン/交響曲全集(全9曲)
インゲボルク・ヴェングロル(S)、ウルズラ・ゾレンコップ(A)、ハンス・ヨアヒム・ロッチュ(T)、テオ・アダム(Br)
フランツ・コンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ライプツィヒ放送合唱団(合唱指揮: ディートリッヒ・クノーテ)
言わずと知れた、ステレオ初期のベートーヴェン交響曲全集屈指の名盤。
今でもその存在意義は色褪せることがないばかりか、さらに独自の輝きを強めています。
ステレオ最初期、’60年前後の録音ながら、とくにアナログ・レコードでは古さを感じさせない鮮度感があります。
このフォンタナの全集はオリジナル盤コレクターでない限りこの演奏を楽しむのに十二分な優れた音質で、全集を一気に揃えられる徳用盤。
むしろ東独ETERNAより滑らかな音色を好む方も多いでしょう。
第9の第1楽章を田園のあとに入れるなど全集ならではの盤面のやりくりを工夫し、音質への影響を考慮して収録されています。
店主おススメ。