矢代秋雄/
弦楽四重奏曲(1955)
ピアノ・ソナタ(1960)
2本のフルートとピアノのためのソナタ(1958)
巌本真理弦楽四重奏団(1)
安川加寿子(Pf、2)
小出信也(Fl)、野口龍(Fl)、矢代秋雄(Pf)(以上、3)
弦楽四重奏はパリ留学時代に作曲された彼の出世作。パレナン弦楽四重奏団によってフランスで放送初演されました。
ピアノ・ソナタは大原美術館の大原総一郎の委嘱で作曲、彼に献呈されました。
2本のフルートとピアノのためのソナタは、友人からの「2本のフルートとピアノというのはいい組み合わせのはずなのに、エチュードや小品しかないからソナタでも書いてみては?」という勧めが発端で、5年間のパリ留学から帰った後のまさにディヴェルティスマン(気晴らし、喜遊曲)であったようです。