ブルックナー/交響曲第2番 ハ短調(ハース版)
ホルスト・シュタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
N響名誉指揮者としてたびたびの来日で日本でもなじみ深いシュタインは、DECCAにウィーン・フィルと主兵だった頃のスイス・ロマンド管を振って相当数の録音を残しています。
ブルックナーは他に6番があり、どちらもウィーン・フィルの特質を最大限に生かして彼の録音の中でも白眉となりました。
DECCAではこのあとマゼールが5番を入れて、1番:アバド,2番&6番:シュタイン,3番&4番:ベーム,5番:マゼール,7番&8番:ショルティ,9番:メータ、というように看板指揮者によるウィーン・フィル・ブルックナー全集を完成させることになります。
制作側の都合で2番と6番がシュタインの担当となったとも推察出来ますが、この2曲はシュタインにとってとても相性が良かったと言えます。
店主おススメ。