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2024年12月20日
勝手ながら12月21日(土),22日(日)は店舗営業をお休みさせて頂きます。

Webショップは平常通り営業しておりますのでよろしくお願い致します。
お問い合わせ、ご相談は「お問い合わせ」をクリックしてお送り下さい:
https://www.maestrogarage.com/contact
2024年12月10日

DS Audio TB-100 tube phono amp

DS Audio から同社初となる真空管フォノイコライザーアンプTB-100 が発売されます(年明け1月7日、発売予定)。

既にオーディオショウなどで試作機が参考出品されていましたのでご覧になった方も多いでしょう。
真空管式の光電カートリッジ対応フォノアンプは、上杉研究所の2機種に続く製品となります。

真空管には12AU7(ECC82)を採用、シングルアンプを2段重ねた増幅段と、低インピーダンスのカソードフォロワー出力段による回路構成を採っています。
カートリッジの発電素子であるフォトダイオードからの電流出力を電圧信号に変換するのに、MCカートリッジのようにトランスを利用しています。

DS Audio TB-100 真空管フォノステージアンプ 2,200,000 円(税別)
2024年11月25日

UESUGI U-BROS-333OTL power amp


6C33B








背面:ウエスギ・アンプとしては初めてバランス入力を装備



今日、上杉研究所に修理品を持って行ったのですが、そこでたまたま実に運良く、まさに今日公開解禁となった新製品を真っ先に見る機会に恵まれました。

上杉研究所はこのところ年1機種新製品を発表していますが、これは1人で開発・設計する小規模のメーカーとしては異例のペースであり、しかもことごとくが話題作,受賞作となっているのは驚異的と言えます。
今年の新製品はこれまたビックリさせてくれます。こう来たか! 今度も話題作となること請け合いです。

設計者の藤原氏は、常に新しい試みにチャレンジして新製品開発に臨んできましたが、そのひとつがU-BROS-120 で初めて導入された「サイクロトロン回路」でした。これはかつて理想的なプッシュプル動作回路として考案されたのものですが、実装技術上難しい点もあり忘れられていました。
温故知新、現代の技術で復活させたこのサイクロトロン出力回路を応用、今回はさらにその発展型といえる「OTL」(Output Transformer Less)アンプとして開発されました。

OTL アンプというと自作派の方には特別な響きを持つはずです。
真空管アンプは駆動するスピーカーとのインピーダンス整合(電力整合)に大型の出力トランスが必須ですが、アンプの性能,音質がこのトランスというパーツに大きく左右されるのも確かです。これが不要であるOTL アンプはその点ではより理想に近いのですが、回路の複雑化や電力効率の悪さ,大量の発熱など課題も多く、今までに製品化されたOTL アンプも音は良くても信頼性などの問題が付きまとっていたものがほとんどでした。

U-BROS-333OTL は、藤原氏ならではの工夫,新機軸を盛り込んでこれらの難点をひとつひとつ克服、信頼性を大きな柱とするウエスギの名に恥じないOTL アンプを実現しました。

出力管は、OTL アンプではお馴染みのロシア管 6C33B を採用。平たい頭に3本の角を生やした丸っこい姿は愛嬌があり、頼もしい大型管です。これによりシングルプッシュプルでありながら40wのパワーを発揮します(8Ω)。

試聴ご希望の方はご一報下さい(但し購入検討の方に限らせて頂きます)↓
「お問い合わせ」 https://www.maestrogarage.com/contact

上杉研究所 U-BROS-333OTL モノラルOTL パワーアンプ 2,000,000 円(1ペア、税別)
2024年11月23日

PERFECTION PVT-VC1 "BLANC PUR NEO"

PERFECTION パーフェクション(国産、完実電気の独自ブランド)から、待望のレコードクリーニング機が発売されます(12月発売予定)。
外観を見て頂くと分かる通り、以前、for SMiLE Lab 社から発売されていたクリーニング機をベースにブラッシュアップしたモデルです。for SMiLE Lab と完実電気との共同で開発されました(かつてのモデルも完実電気が販売元)。

洗浄液の吸引と空気の放射による乾燥を行うことが出来ますが、今回のリニューアルではターンテーブルを取り外すことが可能となり、本製品自体のメンテナンスが行い易く改良されました。
価格も大変リーズナブルな範囲に抑えられ、大きな魅力のひとつです。

PERFECTION の新しいシリーズ「REAC」の第一弾で、このシリーズはアナログオーディオ関連のアクセサリーをリリースしていくとのことですので今後も楽しみです。

PERFECTION PVT-VC1 "BLANC PUR NEO" レコードクリーニング機 200,000 円(税別)
2024年11月20日

LUXMAN E-07 phono-stage amp

LUXMAN ラックスマンから、新しいフォノイコライザーアンプE-07 が発売となります。
価格帯としては真空管フォノイコ EQ-500 の後継となります。

3トランスの充実した電源部,ゲインごとに用意された4個のMC昇圧トランス,バランス入出力など、ラックスマン伝統のアンプ技術による王道のフルサイズ機です。

LUXMAN E-07 フォノステージアンプ 500,000 円(税別)
2024年10月03日

TRIODE TRZ-P300W power amp

トライオードから、300B 真空管パラレル駆動によるパワーアンプ TRZ-P300W が発売となります(12月発売予定)。

人気の300B パラシングル駆動インテグレーテッドアンプ TRZ-300W の細部を見直して再設計、パワーアンプとして登場する本格派です。

TRIODE TRZ-P300W パワーアンプ 600,000 円(税別)
https://www.maestrogarage.com/product/4913

*12月発売予定
2024年09月11日




EPOS エポスの小粋なブックシェルフ・スピーカー、ES-7N のフリー試聴会を実施中です。
背伸びせず、日常に音楽を愉しみたいあなたにピッタリ。

期間限定ですのでお早めに。

EPOS ES-7N 380,000 円(ペア、税別)

https://www.taktstock.co.jp/products/epos/es-7n/
2024年08月05日


THORENS TD1500

THORENS トーレンスの新しいアナログ・プレーヤー、TD1500 の試聴展示を始めました。
コンパクトにまとまった扱い易いプレーヤーで、本格派を目指すビギナーの方にもおススメです。

ご視聴、お待ちしています。
2024年07月30日
東京インターナショナルオーディオショウ/TIAS、今年は会場の東京フォーラムが、いつもの開催時期の秋に改装工事のためイレギュラーな真夏の開催となりました。
2日目の土曜日に行ってきましたので、今回も店主の独断で、印象に残ったものを中心にご報告させて頂きます。


Alare Amiga 1


Audia FLS20 SACD player


Audia FLS8 monaural power amp

いつものように上の階から回って、まずアイレックス eilex ブース。
大迫力で鳴っているのはいつものイタリア Alare アラーレの大きなスピーカー、Remiga 1。
いつにも増して歯切れよく聴こえますが、かける音楽ソースの良さもポイント。社長の朝日さんが欧米のオーディオショウで見つけたとっておきの音源を聴かせてくれます。
次の写真は、イタリア Audia オーディアの新型SACD プレーヤー、FLS20。海外では時々見かけるトップローディング方式です。
一番下は、ちょっと見難いので申し訳ないのですが、オーディア中堅シリーズのパワーアンプ、モノラル・タイプの FLS8。これも新製品です。
最近はモノラル構成のパワーアンプというととてつもなく大きく、価格も一桁違うような製品が多くなっていますが、オーディアはそうした中ではまだ現実的(185万円/1台・税別)、こうした製品をラインナップする同社は海外勢としては有難い存在です。
当店ではステレオ・パワーアンプの FLS4 を試聴展示していますので、こちらもどうぞよろしく。



Degritter Mk2


ortofon GTX series


カートリッジ・スタンド(参考展示)

オルトフォンのブースには最近輸入を開始した超音波型レコード・クリーニング機、デグリッター Degritter Mk2 が展示されていました。暗いのでうまく写真が取れず、製品写真でご勘弁下さい。

2枚目はオルトフォンの新しいSPU で、先頃出た昇圧トランス内蔵型の発展モデル2種類(丸針と楕円針)。こちらは現代的アプローチとのこと。
次の写真は、カートリッジ(ヘッドシェル)・スタンド(1個用)。参考出品ながらシンプルな形状とカラフルな色展開がなかなか魅力的。縦置き・横置きどちらも可、というのも新機軸。



Phasemation SA-1500 integrated amp

フェーズメーション Phasemation ブースでは今回はソナス・ファベールのスピーカーで鳴らしていました。注目の新製品は、300B シングルアンプの SA-1500。去年発売のモノラル・パワーアンプ MA-5000 に比べるとずっと現実的な価格のインテグレーテッドアンプです。
パッシヴプリアンプの CM-1500 も発表されました。開発者の斉藤氏によると、プリについは、パッシヴのとにかく静かなところに惚れ込んでいるとのことでした。



JUNONE 845SE(Phile Web から)


Gold Note A6 EvoⅡ(Phile web から)

トライオードのブースは行ったときは満員でドア閉鎖、残念ながら入ることが出来ませんでしたので、音元出版のPhile Web から写真をお借りしました。
上の写真が JUNONE 845SE インテグレーテッドアンプで、初お目見え(参考出品)。既に生産終了となった845S の後継機で、同社の最高峰モデルとなります。Evolution モデルに共通するフェイスパネルに一新されました。
2枚目の写真は、イタリア Gold Note のスピーカー A6 EvoⅡ。日本の家庭事情でも使い易そうなサイズの高級機で、なかなかの音を聴かせていたそうです。



Monitor Audio

ナスペックのブースではちょうど、お手頃価格の新スピーカー Monitor Audio Studio 89 (左)が鳴っていました。10cm のミッドバス2本とMPD トゥイーターによる小型スピーカーですが、他の同社製品と同じく実にまっとうな音のするスピーカーで、それほど広くない部屋でのリスニングにはお勧めです(35万円・税別)。
隣のトールボーイ型は同じくMonitor Audio のSilver 200-7G で、Studio 89 とほぼ同等の価格ながら大きな分余裕はあります。好みで選べる好敵手です。



Sonus faber SonettoⅠG2, SonettoⅡG2


Sonus faber Concertino G4

ノアのブースでは、今回のショウでも話題のスピーカー、Sonus faber ソナスファベールの Suprema が展示されていましたが、セッティング替えの最中で聴くことは出来ませんでした。大規模でとてつもなく高価ですが、見てすぐ同社の製品と分かるデザインにまとめられているのはさすがです。創業者のセルブリン氏自身はここまで大掛かりなスピーカーを手掛けるつもりはなかっただろうとも思われ、世代の変遷を感じました。

一方身近な価格帯の中では改めて Sonetto シリーズが注目されてよいでしょう。1枚目の写真は参考出品の Sonetto G2 ですが、今までのモデルに比べてより高級感のある仕上がりとなっていて魅力的です。近々現行と置き換わるはずですので楽しみです。
2枚目の写真は、これも参考出品の Concertino G4。かつてのソナスファベールの面影を色濃く残す外観に惹かれます。きっと音のほうも期待出来るでしょう。



Bayz Audio Counterpoint2.0

ステラ&ゼファンのブースでは、もうひとつショウの目玉と言えるVIVID Audio の Moya M1 がその威容を現していましたが、人があまりに多く、立ち見の人が壁のようになってその大きなMoya でさえまったく見えません。見えない中で音だけ後ろの方で聴くかたちとなりましたが、その時かけた音楽が意外にも(?)バッハのゴールドベルグ変奏曲で、大きな図体に似合わず大変繊細で親密、音像も大きくならずにいたって普通の鳴り方をしたので逆に驚きました。
また、設計者のローレンス・ディッキー氏自身が、手元に小さなオルゴールまで用意して技術的内容を丁寧に語っていたのに好感を持ちました。

このブースでは上の写真、Bayz Audio ベイズ・オーディオの新しいスピーカー Counterpoint2.0 を聴きたかったのですが、この時は聴けずに残念。今までのCourante2.0 をそのままスケールアップしたような大きさで、重量もはるかに重くなり、内容に磨きをかけたフラグシップです(価格にも磨きがかかりました…)。



Air Tight ATE-5 phono amp


My Sonic Lab Signature Diamond

エアータイト・ブースでは、往年のチェンバロ奏者、ラファエル・プヤーナがクープランを弾いたレコードが見事な音で部屋いっぱいに響いていました。カートリッジは My Sonic Lab の最新作 Signature Diamond
音出し無しの参考出品ながら、ATE-5 というフォノイコライザーアンプが展示されており、実際に出てくるのが楽しみです。



LUXMAN E-07

LUXMAN ブースには、新しいフォノアンプ E-07 が展示されていました。生産終了したEQ-500 に置き換わるモデルで、こちらはソリッドステート型(50万円・税別)。バランス入力にも対応しました。


今年のTIAS は会場の都合で真夏の開催となり、カンカン照りのなか会場まで行くのがちょっとしんどくはありましたが、それでも行くという方が集まったせいでしょうか、各ブースに詰めかけた皆さんの熱気はいつも以上と感じました。
ただ今回は、アナログ関連に限って言えば少々淋しかったかな。
次回2025年は、また元の時期に戻って10月17日(金)~19日(日)の開催予定だそうです。





この日はカミさんが出掛けていて、「夕飯は無いから勝手に食ってこい。」とのお達しがありましたので、帰りがけに久々に新丸ビルにある洋食店「レストラン大宮」(本店は浅草)を再訪、ちょっと贅沢をしてビーフシチューを頂きました。
ご馳走様。
2024年06月25日




[店主日誌・特別編] Paradigm Persona B 40th Anniversary

パラダイム社のPersona B スピーカーとトライオード EVOLUTION 300 Anniversary アンプの納品にお客様のところへお邪魔しました。
ご覧のようにこのペルソナBはパラダイム社創立40周年記念の特別色「ロッソフォッコ」をまとった限定モデルで、日本のみで販売された特別色ですので世界で5台しか存在しません。
フェラーリのロッソフォッコと同色の塗料で仕上げられているそうで、何とも鮮やかで上品なカラーです。
この写真はお客様自身が撮って下さったもので、私が撮る携帯の写真よりはるかにきれいな色が出ていますので、いつもの店主日誌の小さな写真ではもったいなく、今回はこちらでご紹介させて頂きました。

外側に並んでいるのは今までお使いのB&W 803 で、これからもソースによって選択して聴かれるそうです。
ペルソナBはB&W 803 に較べると凝縮された密度感といったところに魅力があり、耳当たりも良いのでヴォーカルやヴァイオリンなどを聴くのに最適とのことでした。
また、音の立ち上がりがとても速く、低域の伸びについてはこれが小型のブックシェルフだというのが信じられない、とのお褒めの言葉も頂きました。

同時にトライオードのEVOLUTION 300 Anniversary 真空管アンプも納品させて頂き、これで主にペルソナBを鳴らしておられます。こちらはトライオード社創立30周年記念モデルで(限定100台)、Western Electric WE300B を標準装備する豪華仕様です。
アンプにはもう1系統、ソリッドステート型のラックスマン・プリ&パワーアンプもお使いですので、選んで聴く愉しみもあります。
因みにソース機器もラックスマンで統一されています。

今回は図らずも、どちらも限定アニヴァーサリー・モデルのご納品となりました。
この度はご用命、誠にありがとうございました。
2024年06月02日
 
コロナ禍で延期となっていたアナログオーディオフェアが5年ぶりに開催されましたので、初日6月1日の土曜日に行ってきました。

会場は従来通り、お茶の水と秋葉原の中間あたりにある損保会館。私はいつも御茶ノ水駅から歩きます。
展示スペースは会館の3つの階(2階,4階,5階)にわたっていて、ブース数もゆっくり回るのにはちょうど良い数です。
テクニクスなど大手や人気メーカーも参加しますが、このショウの特長は普段なかなか目に触れる機会の少ない小規模,工房メーカーの製品に触れることが出来る点。そんな中で新しい発見があるのも楽しみのひとつです。

5階にはオーディオデザイン、SAEC/カジハララボ(IKEDA)、テクニクスなどの他、中央の大きな部屋では各出版社主催の講演会やイヴェントが開かれていて、覗いたときは小原氏がトーレンスの新製品を紹介していました。ただすでに超満員で入ることも出来ない状態(スピーカーはパラダイム Persona 9)。

4階はエアータイト(&マイソニック・ラボ)、DS Audio やレガなどの共同ブース、オーロラサウンド,トーレンス,パラダイム(ペルソナ),アナログリラックスの合同ブースなどがあり、いずれも大盛況。



エアータイト ATM-1 最新版

エアータイト(A&M)はロングセラー・モデルATM-1 最新版のプロトタイプでパラダイムのPersona 7 を鳴らしていました。主にトランス類がアップデートされました。ほぼ量産品レベルのようで、大きなペルソナ7 を十二分にドライヴして見事。

オーロラサウンド, PDN & アナログリラックス・ブースでは、久々の上陸で注目のトーレンス・プレーヤーが初お目見え。展示されていたのは最上級機のTD124DD でオールドファンなら見慣れた姿形はオリジナル機へのオマージュ。




THORENS TD124DD

これにアナログリラックスのフラグシップ AR-MCC-EX2000 カートリッジを装着、オーロラサウンドのPreda-Ⅲ+PADA 300B のコンビで、パラダイムのPersona 7 を鳴らしていました。
VIctor のダイレクト・カッティング盤「30絃」ではカッ飛んだサウンドに驚愕! 各コンポーネントが最上の状態で協力し合った結果でしょう。下の写真は、オーロラサウンドの唐木氏。


THORENS×Analog Relax×Aurorasound×Paradigm(Aurorasound のFB より)

DS Audio と完実電気の大きな共同ブースでは、DS Audio の新しい真空管光電カートリッジ用フォノイコライザーアンプが参考出品されていました。もう音出しも出来るほぼ量産機レベルに見えました。後で他社光電カートリッジ用フォノイコ数台とのガチンコ試聴会も行われたようで、残念ながらそれは聴けませんでしたが、皆さんのジャッジや如何に??


DS Audio 真空管式光電カートリッジ専用フォノイコライザーアンプ

めったに実機を拝めない、レガのNaia も展示されていました。遥か上級機でありながら、下位レギュラーモデルと(少なくとも)見た目は変わらなく見えるのがまたいかにもレガらしいところです。しかし細部の材質感,精密感はただものではありません。「神は細部に宿る」か。


Rega Naia

2階は多くの小規模メーカーの宝石箱(上の階もほとんどが小メーカーですが)。
上杉研究所の藤原さん、中電の斎藤さん、ブライトーンの福林さん、フォノファイルの高橋さん、ベルドリームの鈴畑さんらとお話し出来ました。真空管を扱う商社テクソルも出展していました。
今回はフィデリックスの中川さんやグランツの濱田さんに会えなかったのがちょっと残念。

久々の開催だったこともあったでしょう、どこのブースも賑わっていて、多くのところで満員御礼状態、お客様も以前より若い方が増えたと感じました。
まずはショウの復活を喜びたいと思います。
2024年05月28日
 


トーレンス再上陸を機に、その歴史と今を、現地からの資料を基にご紹介させて頂きます。

始まりと、最初の60年

THORENS トーレンスは、1883年、スイス・ジュラ地方のサン・クロワで産声を上げました。
創立者はヘルマン・トーレンス、オルゴールの製造会社からのスタートでした。

20世紀初頭には初のシリンダー式蓄音機を発表、数年後には円盤式蓄音機(グラモフォン)を発売します。その製造は現代まで続くターンテーブルに置き換わるまで続きます。
その間、サン・クロワの工場の一隅では、ハーモニカやライターも製造されていました。

1928年には蓄音機用に最初の電気モーターを発表、1年後に電磁発電式のピックアップが開発されます。
さらにリニアトラッキング動作のトーンアーム開発など、この頃ははるかに時代を先取りしていました。

1930年代には、ドイツのシュトラスフルト・インペリアル社との協力により、ラジオ受信機やターンテーブルを組み込んだ「ディスコフォン」と呼ばれるミュージック・キャビネット製造にまで製品範囲を拡大しました。
1920年の終わり頃には、従業員数は1,200人に上っていました。

レコード・プレーヤーで世界的地位を確立

1940年代からは、レコードのカッティングマシンやサウンドボックス(蓄音機のピックアップ)などの生産が始まり、その後、レコード・チェンジャーやラジオ受信機が続きます。
スプリングで動作する「リビエラ」シェーバーが数年間製造ラインに乗っていたこともありました。

とくにピックアップの開発は急ピッチで進められ、交換可能なサファイア針を備えたモデルが登場、当初100g 以上あった針圧が1952年までには10分の1まで減少していました。
また、CD43 レコード・オートチェンジャーは、初期の米国Hi-Fi 市場に足掛かりを築くことに成功しました。

1950年代後半にはLPレコード・プレーヤーの時代が訪れ、トーレンス・ブランドは世界的な認知と評価を得るに至ります。
1957年には有名なTD124 プレーヤーが登場、すぐに大成功を収めます。このモデルは放送局のプロフェッショナル用はもちろん、新たに登場したステレオLPレコードを最高の音質で再生したいと考えるホームHi-Fi 愛好家をも対象としていました。

その後数年間にTD124 から派生したよりシンプルなヴァリエーション・モデル群、TD134, TD135, TD184 が追加されました。
1962年からは、BTD-12S トーンアームをフルオート制御する複雑な機構構造をもつオートチェンジャー、TDW224 が少量ながら生産されました。
TD124 は1968年まで2つのヴァージョンが生産され、現在でも世界中に多くの愛用者が存在します。

1965年には、新たに、スプリング・サスペンションで吊るされたサブシャーシをもつTD150 が開発され、この時期に生産工場がスイスのサン・クロワからドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州の街ラールに移されました。
当時のラール工場ではEMT の製品も生産されていました。
1966年には新たにThorens-Franz AG となって、開発と生産拠点がラールに統合されます。

スプリング・サスペンディッド・サブシャーシが世界的成功を収める

1968年には、TD124 に代わり、TD150 のサスペンディッド・サブシャーシを受け継いだTD125 が登場。翌年には、トーンアームを改良したTD150 の第2世代機が発表されました。
1972年にはTD125 MkIIが登場し、TD150の後継機であるTD160 とともに市場に投入されました。

TD160 が1990年代まで改良を受けながらカタログに残っていたのに対し、1974年にはTD125 の後継機としてTD126 が発表されました。これはオリジナルのTP16 トーンアームの他にも様々なアームを搭載可能でした。

1978年以降、ドイツのSchneider-Rundfunkwerke 社(シュナイダー・ラジオ受信機会社の意)と提携を結び、一時エレクトロニクス機器にも進出しますが、提携解消により軌道は元に戻りました。
1979年には、コストと労力を度外視して開発されたあのThorens Reference が発売されました。

そして、1980年代

1980年代の初めには、実績あるTD160 ファミリーがさらなる発展を見せ、EMT の遺伝子を持つスタジオ向けモデル、そして2つの記念モデルTD147 Jubilee とTD126 Centennial が登場しました。
TD126には、ダブル・トーンアーム用TD226 とシングル・ロング12インチ・アーム用TD127 のヴァリエーションが追加されました。
これらのモデルに共通するのは、やはりサスペンディッド・サブシャーシです。

とはいえトーレンス社はこの頃、経営危機に陥っており、大規模なリストラを行っています。生産は一部外部に委託されていました。
その間経営体制は変遷しますが、ラールの工場設備は存続しました。
そろそろCDが台頭してくる、デジタルに移行するその前夜にあたります。

そうした中、デジタルの台頭に反発するかのように、もうひとつのスペシャル・モデル Prestige が発表されました。

1984年、トーレンスはそれまでの円錐型スプリングを備えたサブシャシーの設計原理を捨て、新しい300 シリーズでは3枚の板バネによってフローティングされたサブシャシーを採用します。
新しいモデルTD316,TD 318,TD 320 が投入され、そのトーンアーム・レスのモデルTD321 や、実績あるTD126 の後継機としてTD520 が追加されて好評を博しました。
この頃には、低電圧でのモーターの電子制御も行われるようになりました。

1980年代末に発表されたTD2001 とTD3001 は、TD160 S MkV とともに、世界市場で強い競争力を持つトリオとなりました。

1980年代にはコスト面から、初めてサスペンディッド・サブシャーシを搭載しないモデルが発売となります。TD280 シリーズはサブシャーシを持たないリジッド・タイプのプレーヤーとして発売されました。
それに続くTD180,TD290 も同じ構成で、それ以降トーレンスでは、スプリング・サスペンディッド・サブシャーシは廃止されました。

1990年代、そして終焉

1990年代はご承知のとおり、CDの台頭でレコードの売り上げは激減、当然ながらプレーヤーも売れなくなり、どのプレーヤー・メーカーも大苦戦を強いられました。
高級プレーヤーを中心としていたトーレンスも例外ではなく、経営は悪化、更なるリストラが必要とされました。長年住み慣れたラール工場を離れて移転を余儀なくされます。

新しいエントリー・モデルが市場に投入され、生産は簡素化、一部は外注化されました。
1993年にラール工場を閉鎖、生産は当初ポーランドに移されましたが、後に小規模ながらドイツに戻りました。
高級路線の新規開発は断念され、実績のある売れ筋モデルの更なる開発が優先されました。
TD160 シリーズはモデルMkV で終了し、TD3001 はトーンアーム・レスのBC モデルとして登場しました(板バネ・サスペンションを搭載)。

1990年代にはRestek 社と提携し、ドイツの新しい拠点でエレクトロニクスやスピーカーの開発を行っています。
しかし、残念ながら2000年のThorens Vertriebs GmbH の倒産により、トーレンスの第1の時代が終わりを告げました。

2001-2018、第2世代

倒産によってトーレンスの歴史が終わったわけではありません。ノウハウ,完成品,半完成品,スペアパーツなどは風前の灯火となりましたが、高品質,エンジニアリング,長寿命,信頼性,そして優れた価格性能比の象徴である、このブランド自体は生き続けました。

1990年代にすでにアジアでの販売を担当していたスイス人実業家のハインツ・ローラーがこのブランドを買収し、新たなオーナーとなります。
その後、様々な開発者が設計し、ドイツで生産された新製品が市場に投入されました。
900 シリーズではサブシャーシを導入した優れた製品でしたが、如何せんかなり高価でした。
さらに、TD2015 とTD2035 のAcryl Line シリーズは、デザイン志向の新しい顧客にアピール。

2018年4月、ハインツ・ローラーは後継者不在の理由により、トーレンスを当時エラック・エレクトロアクースティック社のCEO であったグンター・キュルテンに売却しました。

2018~、第3世代の今現在

そして2018年5月1日、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州の都市ベルギッシュ・グラートバッハに新たに設立されたThorens GmbH がスタート。
「ブランドはドイツに戻ってきた!」 これは新オーナーのキュルテン氏の偽らざる気持ちだったでしょう。
彼は、方向を見失っていたトーレンスを、その伝統的DNA を見極め、トーレンスの本質とは何なのかを見定めて、本来あるべき姿へ速やかに回帰すべく、情熱あるリーダーシップをもって舵を取っています。
それは決して復古ではなく、現代のトーレンスのあるべき姿を目指す、新たな航海の始まりです。

「新生トーレンス」はまだ創立6年ほどですが、確実に信頼を取り戻しつつあり、ドイツでのシェアは現在40% ほどになるそうです。
キュルテン氏の言葉通りの、「これはトーレンス」と自信をもって日本にも紹介出来る今回のラインナップが揃ったことで、いよいよ再上陸の準備が整いました。


最後に、新生トーレンスを支えるキーパーソンをご紹介します:


Gunter Kurten, owner, CEO

立役者は何と言っても新オーナーのグンター・キュルテン氏 Gunter Kurten。
今までに、SONY,LG,Sharp,Denon & Marantz の現地法人、そして前職ではELAC Electroacustic GmbH のCEO として辣腕を振るい、同社のアナログ・プレーヤーMiracord 復活の立役者ともなりました。やっぱりアナログ・プレーヤーが好きなんですね。

そのELAC に、トーレンス売却の話を前オーナーのローラー氏が持ち掛けたところ、ELAC 社長であったキュルテン氏が自身で買い受けることを申し出て、新生トーレンスがスタートすることになりました。
キュルテン氏はELAC を退職、新たにオーナー兼CEO としてトーレンス再出発の陣頭指揮を執ることになったのです。
規模も大きく、順調に運んでいたエラックの経営から敢えて離れ、自ら資金を投入して低迷している名門ブランドのテコ入れを買って出たのは、何よりも彼のトーレンスに対する愛情からでした。
彼自身、トーレンス往年の名器たちを愛用していましたから、自国の名門ブランドを立て直すのには使命のようなものを感じていたのでしょう。少なくともどうすればよいかをよく分かっていました。

とはいえ、前の会社から人材や資材、設備などを引き継ぐわけではなく、全くのゼロからのスタートですから、まず信頼出来る人材が必要です。ただ優秀なだけでなく、トーレンスの何たるかをよく理解していることが肝要でした。


Helmut Thiele, mechanical designer


Walter Fuchs, electrical designer

ここで、キュルテン氏を支える仕事人二人の登場です。
ヘルムート・ティーレ Helmut Thiele とワルター・フックス Walter Fuchs。
彼らはともにかつてトーレンスで活躍していたヴェテラン設計者で、ティーレ氏が機構設計、フックス氏が電気設計の専門家です。彼らは言われるまでもなく、やるべきことは十分に分かっていました。

この二人が実際の製品づくりのキー(R&D チーム)となって、比較的短期間のうちに充実したオリジナル・デザインのラインナップが揃うことになります。
とくにティーレ氏はメカニカル・デザイナーとしてアナログ・プレーヤーの設計で多くの実績を持つ専門家で、トーレンスでサスペンディッド・サブシャーシ・プレーヤー設計も手掛けており、今回のプロジェクトでは欠かせない存在でした。
新しい3つのアーム、TP150,TP160,TP124 も自慢の作品ですし、早くも最近、画期的なNew Reference プレーヤーを完成させています。
彼は自身の名を冠したハイエンド・ターンテーブル・メーカーを主宰してもいます。

フックス氏はドイツ国内でも著名なエレクトロニクス・エンジニアで、今回もダイレクトドライヴを含めたモーター制御、電源、コンパクトなオートリフター、更にはファームウェアまでを担当しました。

キュルテン氏が目指すべき指針を示し、それに沿ってティーレ氏とフックス氏が二人三脚で開発を行う、この新生トーレンス・トリオこそ同社を支える原動力、今後も期待したいところです。


Kurten and Thiele with New Reference


Thiele machining parts of prototype


Kurten and Fuchs




in the factory
2024年05月17日

TD1500

TD1600

TD124DD


TD403DD

New REFERENCE

"THORENS IS BACK!"

久し振りに、あのトーレンスが帰ってきます。

かつての栄光を取り戻すかのような、ひと目見て分かる姿を、まずはご覧下さい。
トーレンスは、やはりこれでなくては!
実は長い歴史の中には様々な変遷があり、いわば現在のトーレンスは第3世代とも言うべき新生トーレンスなのです。
それを強力なリーダーシップで牽引するのが2018年からの新オーナー、自らも技術屋であるグンター・キュルテン氏。


Gunter Kurten, owner,CEO

主要モデルが順次導入されますが、いずれも使い易いユニヴァーサル・トーンアームを搭載しているところもポイント。どれも完全な新設計です。

まず手始めに、日本国内でも中核モデルのひとつとなる TD1500 が発売されます(写真、一番上)。

TD1500 アナログ・プレーヤー 450,000 円(税別)
https://www.maestrogarage.com/product/4825

手頃なサイズのベルトドライヴ・プレーヤーです。
早速私どもで試聴展示しますので、ご自身で「新生トーレンス」をお確かめ下さい。

その後は順次、下記モデルが発売予定です:

TD1600 800,000 円 *ベルトドライヴ
 https://www.maestrogarage.com/product/4826
TD1601 900,000 円 *TD1600 にオート・アームリフターが付いたタイプ

TD124DD 1,800,000 円 *ダイレクトドライヴ


以下、ステレオ・サウンド・オンラインの動画も是非ご覧下さい:

オーナー、グンター・キュルテン氏自身による新生トーレンス紹介


黛健司氏によるグンター・キュルテン氏インタビュー
2024年05月08日


トライオードから、お手頃価格のインテグレーテッドアンプ TRS-34 が発売となります(6月発売予定)。

人気のEL34 真空管を使い18W+18W の十分な出力を確保、ブラックにチェリーレッドのツートンカラーも魅力。

8月末までにご購入頂いた方には、単品で販売している電源ケーブル TR-PS2(線材にディップフォーミング無酸素銅を使用)をプレゼントするキャンペーンを実施中。
只今、ご予約受付中です。

TRIODE TRS-34 インテグレーテッドアンプ 180,000 円(税別)

*6月発売予定
2024年03月29日

audel U-Basik 5/8

今週末、30日(土)と31日(日)にイタリア audel オーデル社のスピーカーシステム、U-Basik 5/8 の試聴会を行います。

オーデルは、イタリアはシチリア島に位置する個性派スピーカーメーカー。
バーチ材(樺)を用いるのが特徴で、木材の香りを生かした温かみのある音色を持ちます。

U-Basik は中でも小型のブックシェルフ・スピーカーで、広過ぎない部屋で聴くのにピッタリ。
明るく明快ですが、デンマーク・SB アコースティック社製のトゥイーターは決してきつい音は出さない優秀なユニットです。

真空管アンプで鳴らすホットなアナログはもちろん、ノルウェー・ヘーゲルあたりのアンプで鳴らして、クールになり過ぎないデジタルシステム、なども良いですね。

実際に聴くことの出来る貴重な機会です。気になる方は是非この機会にお試し下さい(どうぞレコードかCDをお持ち下さい)。

3月30日(土),31日(日) 午後2時~6時

audel U-Basik 5/8 スピーカー・システム 390,000 円(税別) *ウォルナット

輸入元製品ページ↓
https://stella-inc.com/stellawebsite/audel-u-basic-5-8/
2024年03月10日

TRIODE Evolution Musashi

元々海外から根強くあった上級機種の要望に応えるかたちで「武蔵」(本拠地のある武蔵国に由来)アンプが発売されたのがきっかけで、同社のプレミアム・シリーズが生まれました。

そのプレミアム・シリーズの中で新しい技術・機能を盛り込んで新たに開発されたのがEvolution。
これが新しいラインとしてシリーズ化し、いよいよ初号機の武蔵がEvolution Musashi として生まれ変わりました。
100W/ch を誇るトライオード最強のモデルです。

TRIODE Evolution Musashi KT-150 プッシュプル・インテグレーテッドアンプ 700,000 円(税別)

*6月発売予定
2024年02月15日

Jan Snegov, founder

チェコ共和国の首都プラハに位置するアナログ関連機器専門メーカー Fonolab フォノラボ社の製品の輸入・販売を開始致しました。

主宰するのは創立者の Jan Snegov ヤン・スネゴフ氏で開発・設計もすべて彼が行っています。

~『ようこそ! そして、お帰りなさい』~

最もポピュラーなのがMC昇圧トランスですが、彼は熱烈な日本オーディオ通で、アナログ・オーディオにおいてはかつての全盛期の日本が到達していた高みにこそ最高の実りを見出すことが出来るとし、MCトランス(Step Up Transformer: SUT)にはその中でも最高峰である当時のタムラ・トランス(NOS)を使用しています。

手始めにベーシックなモデル、EQVES 1 を発売しました。
試聴展示機がございますので、是非お聴き下さい。

Fonolab EQVES 1 MC昇圧トランス 148,000 円(税別)


EQVES 1

フォノラボのMCトランスはバランスタイプをメインとしており、中級機の QVATTVOR と上級機 SVPER-QVATTVOR は計4個のトランスを内蔵して完全バランス構成となっています。


QVATTVOR



SVPER-QVATTVOR


カスタム・モデル
2024年01月05日






今年創立50周年を迎えた英国Rega レガからアニヴァーサリーモデルが発売されます。
最も売れ筋であるPlanar 3 をベースに大幅にアップグレードした特別モデル、Planar 3 50th Anniversary Edition がそれです。

ご覧のようにクラシカルなウォルナット木目仕上げ、50周年記念モデルのプレートもあしらわれ、付属するダストカバーはスモークタイプ。
上級機のみに付属する独立電源ユニット NeoPSU を標準装備、カートリッジにはMM型の最上級機Exact が付属します。
それでいてこの値付けは大バーゲン!

但し、日本への割り当て数が予測より大幅に少なく、たったの十数台しか入ってきません。

Rega Planar 3 50th Anniversary Edition 165,000 円(税別)

ご購入は製品ページから↓(在庫1台のみ)
https://www.maestrogarage.com/product/4702
2024年01月01日
旧年中のご愛顧を感謝申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

令和6年元旦

 新年は1月5日(金)から営業致します。
 Webサイトは24時間営業していますので、お買い物,お問い合わせお待ちしております。
2023年12月07日

上杉研究所 U-BROS-220DSR

真空管アンプの上杉研究所から、DS Audio の光電カートリッジ専用のフォノステージアンプ U-BROS-220DSR が発表されました(Stereo Sound誌グランプリ受賞)。

光カートリッジ専用に特化したことで、LED 光源電源の分離や電流型イコライザー回路,インサイドフォースキャンセラー調整機能など、研究に基づく画期的な機能を満載しての登場です。

今月発売予定、只今ご予約受付中です!

上杉研究所 U-BROS-220DSR 光電カートリッジ専用フォノステージアンプ 880,000 円(税別)
https://www.maestrogarage.com/product/4654
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